車中泊でくるま旅 「ポータブルバッテリーは断然便利!」

目次

Jackery ポータブルバッテリー 1500 概要

nomadなヤドカリ

結論から申し上げるとあると大活躍! 主に車内で食事用の小型家電(IHヒーター・炊飯器・ホットプレート・ホットサンドメーカー・パソコン充電等)FULLに活用し、翌日晴れていれば充電→使用というサイクルで「くるま旅」に使用しています。

ここでは僕が使用している「Jackery ポータブル電源 1500」を例にご紹介します。

<使える用途が幅広い>

426,300mAh/1,534.68Whの大容量、また1,800Wの定格出力に対応している為、ホットプレートやポータブルクーラー、炊飯器、ドライヤー、電気ケトル、電動ドライバー、電子レンジ、コーヒーメーカーなど起動電力を含めた消費電力が1,800W以内の電化製品を使用することができます。

その為、車中泊での利用や災害時の用途など多々の活用方法があります。

起動電力にも注意する必要があり、例えばドライヤーの消費電力が1,000Wの場合、起動電力は約1,800Wとなるため、定格出力が1,800Wより少ないとドライヤーは動きませんので、ご注意を!

・スマホ   (18W)約74回充電可能

・ノートPC  (30W)約16回充電可能

・車載冷蔵庫 (60W)約90時間使用可能

Quick Charge3.0を搭載しているため、対応するスマホ、タブレット、ノートPCを急速に充電する事ができます。

3通りの充電方法>

ACアダプターによるコンセント充電
②自動車のシガーソケット(DC)充電
ソーラーパネル充電

AC充電器を2つ使用して充電ができるツインターボシステムを搭載。その場合フル充電が最短4時間。ACアダプター2つ目は別途購入が必要となります。

Jackery ポータブル電源 1500
設置場所(ベッド下)
Nomadなヤドカリ

「Jackery ポータブル電源 1500 Pro」が発売されました。充電時間が圧倒的に短縮されています。AC電源で約2時間で充電できるのは、大きなメリットですね。キャンプ場によっては、日帰り利用で電源サイトを安価に利用出来るところもあるので、日照不足でソーラパネル充電が期待できない場合など、少し休憩がてら充電して、次の目的地へ向かうなど、時間も効率的に使えます。

<Jackery 1500>
コンセント× 1 
約7.5時間
ソーラーパネル 200W × 4
約5.5時間

<Jackery 1500 Pro>
コンセント× 1 
約2時間
ソーラーパネル 200W × 6
約 2時間

<高い安全性があり、車内で使用するのに安心>

防災製品等推奨品認証、PSEマーク等を取得、また、バッテリーマネージメントシステムにより使用時には電圧や温度を適切に管理し、過充電や過放電を防止することで高い安全性を実現しています。

時々バッテリーの発火のニュースを聞きますが、万一、車内で発火した場合、大型バッテリーだけに火災や死亡に繋がる可能性が無いとも言い切れません。

また車の振動や高温、低温に常時晒されているだけに、高い安全性は「くるま旅」の安心感に繋がります。中長期の「くるま旅」だと、この安心感は正直、とても大きいものです。

当初、ガソリン発電機も検討しましたのですが「匂い」「ガソリン保管」の点で、ハイエースの車内に置くことが難しいことや、インバーター発電機は負荷によってエンジン回転数は変わりますが、それでも「騒音」という点で回りの迷惑になる可能性も高く「ポータブルバッテリー」を選択しました。

Jackery SolarSaga 100(ソーラ)概要

ポータブル電源とセットにすることで、天候次第にはなりますが、環境にやさしい充電が可能です。

ソーラパネル本体にはUSB端子を備えているため、直接、スマートフォンやタブレットへの充電も可能なので、災害時等は単独でも役立ちます

「Jackery ポータブル電源 1500」には最大4枚接続でき、その際の充電時間は最短で5.5時間。又、特殊フッ素樹脂コーティングETFEを採用していて、防水・防塵性能はIP65「粉塵の侵入を完全に防ぎ、かつ水流にも耐える」性能となります。

ゲリラ豪雨などを除く、通常の雨や風の場合も問題なく使用出来るので、少し出かけて車の近くにいない場合の突然の雨等にも安心感があります。

SolarSaga 100」の基本性能は下記の通り

・最大出力100W ・変換効率23% 

・定格電圧18V

・定格電流5.55A ・解放電圧21.6V

・USB-A出力 5Vー2.4A 

・USB-C出力 5Vー3A

・動作環境 ー10~65℃

Nomadなヤドカリ

私はソーラパネルSolarSaga100W×2」で充電しています。天候の良い条件時には、ポータブルバッテリー表示は、190Wを超える時もあります。通常、天候が良い時は150W前後が多いですね。

例えば小型マルチ炊飯器(250W 写真)約40分使用すると約8%~10%ポータブルバッテリーが減少。ソーラパネル「100W×2」を使用して、その使用電力を補充する場合、約70分前後が必要です。朝、その日の「くるま旅」のプランを練りながら平行してソーラ充電していることが多いですね。

それでも天候がイマイチで充電不足の時には走行充電も併用しますが、シガライターからの走行充電は約60W前後の為、ソーラパネル「100W×2」より多くの時間を必要とします。


只、最新の「Jackery ポータブル電源 1500 Pro」だと約4倍近く充電時間が短縮されています。

操作や端子の接続が全て前面で対応出来るのも使い易さや収納面でも良い点だと思います。

設置・使用の様子
USB端子(直接携帯電話充電可能)
基本能力等の記載
🎥ソーラパネル100W×2
(条件の良い時)

ポータブルバッテリー+ソーラを使用する理由

中長期の「くるま旅」での優位・便利性

小型家電を車内で使用したい 

中長期の「くるま旅」では、キャンプ場以外での焚火での調理は難しいですし、カセットガスコンロは意外に消費量も多く、出先では空きボンベの処分が難しいこと、暑い時期は車内に熱もこもりがちなこと、調理の手軽さも魅力でした

カセットガスの燃費から災害時のカセットガス備蓄本数を簡単に算出したデータがあります。<試算条件>気温10℃ 大人2人分×1日3回

 ・レトルト・パックご飯 0.7本/日

 ・暖かい飲物 250㏄ 0.2本/日

 ・殺菌、洗浄の為のお湯 0.4本/日

1日に約1本以上消費する計算です。「くるま旅」では外食もするので、ここまでの本数にはならないと思いますが、それでも中長期の「くるま旅」だと空ボンベも多くなります。

空ボンベがゴミとなることや、夏場の車内温度の上昇、冬季の一酸化炭素中毒の可能性、カセットガスのランニングコストを考え、初期投資としては高額ですが購入しました。

使用電力をソーラで補充することで、環境にも負荷が少ない「くるま旅」に繋がります。 

補助電源としての使用

基本的に外部AC電源に接続時以外は「クールコンプ(家庭用エアコン)」は使いませんが「くるま旅」先で、外部AC電源が確保できないまま止むを得ず使用する時を想定して、車体外部電源ケーブルとの接続で使用を前提としています。

計算上、外部電源ケーブルに接続する事でサブバッテリーと合わせて、5~6時間程度(ドライで気温や場所など外部環境によります)の運転が可能となります。そのため起動電力を含め、稼働が確実な「Jackery ポータブル電源 1500」としました。

実は「Jackery ポータブル電源 1500」購入の前に、ほぼ同様の性能の「ALLPOWERS モンスターX」を購入したのですが、車体の外部電源ケーブルに接続するとロードエラーが発生し電源自体がダウンしてしまうのです(家電等はモンスターXとの直接接続だと問題なく作動)

ショップやメーカーは、とても丁寧に対応頂いたのですが、解決せず、性能や口コミ、そして「やどかり号」の下段ベット下に高さ的にも収まるサイズを考慮して「Jackery ポータブル電源 1500」に変更しました。

外部電源コードに接続して「クールコンプ(家庭用エアコン)」も問題なく稼働していますし、アクセサリー等もしっかりしたものがアクセサリーケースに収まっていて満足感も高いです。

災害時に家庭で使用

被災時に家が停電した場合の臨時電源

大容量で1800Wの定格出力に対応している為、様々なホットプレートやポータブルクーラー、炊飯器、ドライヤー、電気ケトル、電動ドライバー、電子レンジ、コーヒーメーカーなど起動電力を含めた消費電力が1,800W以内の電化製品を使用することができます。

只、家庭で使用するには大容量とはいえ、少ないので用途を絞って使用することが必要になります。

その他

DIY、植木の選定、各種ボランティアなど、電源が無い場所での電動工具や各種機器の稼働に使用。電源が確保しづらい場所で活躍します

SOUYI マルチ炊飯器
一例(1つのカップで1合炊けます)
BRUNO ホットサンドメーカー
IH クッキングヒーター
PRISMATE スリムホットプレート
補助電源としての使用
ロードエラー確認テスト
※貸出機を用いて2台の動作を比較

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
目次