車中泊でくるま旅「暑さ・寒さ対策」

目次

車中泊で「くるま旅」の暑さ・寒さ対策

車中泊:夏
鹿児島県 佐多岬(夏)
車中泊:冬
福島県 南会津 大内宿(冬)
nomadなヤドカリ

このページでは、車中泊するのに厳しい夏期・冬期に、僕がしている対策をご紹介します。

Nomadなヤドカリ

正直、夏は対策が難しい時期です。

断熱性能を高めたキャンピングカーやバンでも無風の熱帯夜は寝苦しく「猛暑日」「真夏日」の時期を避けるか?北海道など少し涼しいところ、又は高原など標高が高い場所(標高100m毎に約0.6℃低下)で過ごすのが現実的だと思います。

①猛暑日・真夏日の時期は避ける
②北海道や標高の高い高原を中心に「くるま旅」
③RVパーク等の電源サイトでスポットクーラー(有る場合)等を使用

上記の3つ以外の僕が行っている対策です。

【 夏場の暑さ対応 】

①朝日が射しにくい場所で、車内に風が

 通りやすい向きに駐車

②換気扇と網戸で風の流れを作る

③断熱性のあるシェード等を使用

④扇風機(首振り機能付き)の利用

⑤ゴザや、ひんやりマットの使用

※やむを得ず車中泊する場合、車内で熱中症にならないよう、適度に水分や塩分をとることはもちろん、状況によってはエンジンを始動し、エアコンの使用が望ましいと思います。

車中泊:夏 駐車
イメージ:①朝日の差込みから影になり
車内に風が通りやすい向きに駐車
②換気扇と網戸で風の流れを作る
車中泊:夏 網戸
②換気扇と網戸で風の流れを作る
車中泊:夏 シェード
断熱性のあるシェードを使用
アイズアールブイ マルチシェード
🎥 小型扇風機 動画
USB充電 4段階風量 首振式小型扇風機
奥行きの薄さと首振り機能が良い
車中泊:夏 睡眠 寝具 マット
夏仕様

  

Nomadなヤドカリ

「ヤドカリ号」は家庭用エアコンも装備していますが、200Aのサブバッテリーだとドライで4~5時間の実稼働が限界です。僕は限られた電力を冷蔵庫や電子レンジに優先したいので、正直、余り使用していません。詳細はこちらをご覧ください

網戸と換気扇で車内に風の流れを作り扇風機を併用、ゴザや、ひんやりシートを使用しています。扇風機はコンパクトですが、首振り機能も付き風量も4段階あるので、一番活躍しているかもしれません。

Nomadなヤドカリ

MaxFanは「排気」「送気」どちらも出来るので、外気温が室温より早く下がった時には、室内に涼しい空気を取り入れることも出来、効果的です。

夏季の車中泊は特に水分やミネラル不足による「熱中症」「エコノミークラス症候群」に注意しましょう。

快適に車中泊(寒さ編)

Nomadなヤドカリ

冬期は車体の下を風が抜けると、床からも冷え車内温度は外気温よりやや高い程度となります。只、夏と違い防寒対策をしっかり行う事で過ごせる時期です。

空気も澄み虫も少ない時期なので、天気の良い日は絶好のアウトドア日和です。景色の良い場所に駐車して車の中の陽だまりでゴロゴロするのもお勧めですね(笑)

僕が行っている対策は次の通りです。

【 冬場の寒さ対応 】

①朝日が早い時間から射す場所で、風が車体に当たり難い場所に駐車

②車体の下の風の通り抜けが少ない位置が望ましい
③断熱性のあるシェードやカーテンの使用
④気温に適した服装、マット・寝具の使用
⑤電気毛布・湯たんぽの使用

⑥FFヒーター等、設備の使用

車中泊:冬
富山県 高岡市 雨晴海岸(冬)
車中泊:冬 駐車
イメージ:①②朝日が当たり易く
車体・下に風が当たりにくい向きに駐車
車中泊:冬 シェード
③断熱性のあるシェード
カーテンの使用
車中泊:冬 睡眠 寝具
④気温に適した服装及びマット・
シュラフ・毛布等の使用
FFヒーター
⑥FFヒーター等、
暖房設備・器具の使用
高反発 ごろ寝マット
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 20240421_092803-1024x576.jpg
カセットガスファンヒーター 風暖
一酸化炭素チェッカー
Nomadなヤドカリ

は厳冬は、就寝時FFヒーターは余り使用せず、主に「モンベル バロウバッグ #0」を使用しています。少し嵩張るのが難点ですが、羽毛と比較すると安価でとても暖かいです。

寝袋は「マミー型」「封筒型」と、2種類あり、厳冬の車中泊向きの寝袋は、体の密着度の高い「マミー型」です。収納性も毛布と比べると高く、寒い時期の「くるま旅」は、防寒着など嵩張る荷物が多くなるので、ありがたいですね。

「封筒型」は、布団に近い寝心地が特徴で、ゆったりしていますが、密着度は低く、厳冬期以外の使用に適していると思います。最も家の嫁さんは「マミー型」は「窮屈でいやだ!」と言う人も居るので、この点は好みでしょうか(笑)

Nomadなヤドカリ

春・秋の少し冷え込む時期は「SEATOSUMMIT THERMOLITE REACTOR」を、寒い時期のオーバーシュラフ(アウター・インナーどちらでもOK)や、毛布のインナー、夏場のサマーシュラフとしています。

番外編:「岩谷カセットガスファンヒーター風暖」は、圧倒的な熱量があります。只、一酸化炭素中毒の可能性があり、適切な換気と「一酸化炭素チェッカー」での監視が必要です。ガスボンベ 1本で通常モード約1時間40分、弱モードで約2時間30分の稼働時間です。僕は主に冬キャンプでテントを半開きにして使用しています。

Nomadなヤドカリ

好みの問題になりますが、マットは夏場は「高反発マット」が涼しく、冬場は「低反発マット」が暖かく過ごせる気がします。写真のマットは、150cm仕様ですが、180cm仕様を購入して切断してサイズを合わせれば良かったと少し後悔しています。

香川県の「ふとんファクトリー」では、布団やマット等、車のベッド寸法に合わせて作成してくれるますよ。

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
目次