車中泊でくるま旅 「三朝温泉でラドンを飲む?」

岡山 蒜山三座登山からの帰路、汗を流すために、三朝温泉の公衆浴場「株湯」へ立ち寄りした。

ここ三朝温泉は日本でも屈指の放射能泉で、高濃度のラドン含有量があり湯治客も多い。道の駅にいた方は、この周辺の道の駅で車中泊しながら、約1か月間、病気の治療のため、湯治をしているとお聞きした。

三朝温泉の中でも「す~はー温泉」というラドンが多く含まれた「高濃度熱氣浴室」という部屋で体を温めながら、呼吸でラドンを取り込んでいるのだとか。

何がそんなに魅力なのか?と尋ねると、適度なラドンは体に浴びると細胞が刺激を受けて毛細血管までの新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まる「ホルミシス効果」があるとのこと。

実際に1992年に行われた三朝温泉地区の住民のがん死亡率は、全国平均の約半分なのだとか。そういえば秋田の玉川温泉も「ホルミシス効果」で有名だ。

三朝温泉「株湯」
三朝温泉「株湯の足湯」

「株湯」は、三朝温泉で発見された源泉で、平安時代に「白狼」に導かれ大きなクスノキの株のもとに発見されたことが由来だとか。

しかし45~46℃の源泉だ。これがまた「熱い!」約2分程度、湯船に浸かり、椅子に座ってを何度か繰り返す。

風呂からあがり、外のベンチで涼んでいると、地元の方から「飲泉場」で温泉水を汲んで飲む(1日300ml以内)と、温泉に浸かるのと同様に細胞が刺激され「ホルミシス効果」で、健康に良いと教えて頂き、早速、空いているペットボトルへ注ぎこんだ。

認めたくはないが、60歳を過ぎ、体を動かしていると以前より無理が効かなくなっているのは、しばしば感じる。健康診断での指摘もある。

これで少しでも良くなるならばと。しばらくの間、有難く頂くことにしよう(苦笑)

三朝温泉「株湯 飲泉湯」
株湯「飲泉湯」看板
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