車中泊を快適に「 暑さ・寒さ対策」

このページでは車中泊が厳しい夏や冬に、僕が意識しているポイントや対策をご紹介します!




快適に車中泊(夏の対策やポイント)
Nomadなヤドカリ夏の暑さ対策はとても重要です
甘くみていると快適に過ごせないどころか「熱中症」や「エコノミー症候群」睡眠不足による「体調不良」や「交通事故」に繋がるリスクがあります Nomadなヤドカリ只、夏は正直、対策がとても難しい時期ですね
断熱性能の高いキャンピングカーやバンでも、熱帯夜は寝苦しく、猛暑日や真夏日の時期は避けるか?少しでも快適にする工夫が必要ですね。僕はこんな感じで対応しています
<5つのポイント>
1.車中泊する場所を選ぶ
2.空気の循環をつくる
3.直射日光を遮る
4.電気の力を活用
5.寝具で涼しく
<1.車中泊する場所を選ぶ>
①まずは標高、緯度をあげる
北海道や東北など、又は高原など標高が高い場所(標高100m毎に約0.6℃低下)での滞在はやはり快適です(笑)
②川に面した場所は意外に涼しい
山間部の川に隣接した「道の駅」「河川公園」等だと、川の冷たい水の温度差や、森の木々の葉が水蒸気を放出する際の気化熱などで、谷や川に沿って涼しい風が吹くことが多いです
③日陰や路面を選ぶ
当たり前の事ですが、出来るだけ日陰を選びましょう。日陰と日向で気温差が余り無くても放射熱が少ないので、熱が車内にこもりにくくなります
「アスファルト>コンクリート>土>芝生(草っ原)」の順で路面温度が違うので、高温になり易いアスファルトを避ける事も有効です
<2.空気の循環をつくる>
①日が射し難い場所で、車内に風が通り易い向きに駐車する
②換気扇や扇風機などと網戸で風の流れを作る
夏は熱気が車内に籠り易いので、換気扇や扇風機などを使い、車内の空気をうまく循環させて熱気を逃がしましょう



MaxFanだと「排気」「吸気」どちらもできるので、車内が暑い時には「排気」車外が涼しい時には「吸気」と効果的に温度を下げる事ができますよ!
窓に市販の「PCファン」を加工したり(ヤドカリⅠ号はこのタイプを付けていました)バックドアに取り付ける「網戸」もあるので、防犯も意識しながら、自分の車に合った空気の循環をつくりましょう
<3.直射日光を遮る>
シェードやカーテンなどで日差しを遮る事で温度上昇を和らげるだけでなく、プライバシーや防犯にも効果があります。合せて運転席や助手席等の窓のシェードを調整して、3㎝程度窓を開けておく事で温度上昇も和らげる事が出来ます


※アイズアールブイ マルチシェード
<4.電気の力を活用>
「車載クーラー・エアコン」「スポットクーラー」「扇風機」「換気扇」などを活用しましょう
只「車載クーラー・エアコン」「スポットクーラー」は、寝苦しさを大きく和らげる事が出来ますが、消費電力が多く電力を必要時間、確保出来るか?がポイントになります


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容量の大きなリチウムバッテリーなら、比較的、長時間の稼働が可能になり、RVパークやオートキャンプ場でAC電源に繋げるなら熱帯夜も快適に過ごす事が可能です
エアコンが苦手な人は気化熱を利用する「冷風扇」だと、優しいひんやり風で低消費電力なのでポータブル電源でも長時間の稼働が可能です
只、広範囲を涼しく出来ないこと、湿度がやや高くなること、フィルターの小まめなメンテナンスが必要になります
「扇風機」「換気扇」は、空気の循環をつくることで車内温度を下げたり、体感温度を下げるのに効果的です
④USB充電 4段階風量 首振式小型扇風機
奥行きの薄さと首振り機能が有り難い


<5.寝具で涼しく>
①触るとひんやり感じる寝具を使用する
ジェルの枕や敷きパッドを使うと、体の接触部がひんやりと冷たく感じます。只、時間が経つとマット表面温度が体温に近づき、ひんやり感を感じなくなりますが、寝返りなどの接触場所の違いで、ひんやり感を感じることが出来ます
②「い草マット」や「竹マット」を使用する
僕は、い草の匂いや「竹マット」のひんやり感が好きで、夏場はこの仕様で過ごす事が多いです。ジェルの敷パッドもありますが、こちらの方が自分には合ってるかな





ヤドカリⅡ号は「家庭用エアコン」を装備していますが「100Ah×2の鉛サブバッテリー」だと夜間ドライでの稼働で「3~4時間」が限界です
※2025.03「鉛バッテリー100A×2」⇒「リン酸鉄リチウムバッテリー140A×2」へ更新し、10時間以上の稼働が可能になりました
詳細はこちらをご覧下さい
僕は限られた電力を冷蔵庫や電子レンジに優先したいので、使用は最小限です
詳細はこちらをご覧下さい
網戸と換気扇(MaxFan)で、車内に風の流れを作り「扇風機」「ゴザ」「ひんやりシート」等を併用しています
首振り機能や風量も4段階あるコンパクトな扇風機はお気に入りのひとつです



車内で「熱中症」「エコノミークラス症候群」にならないよう適度に水分や塩分をとったり、状況次第ではエンジンを始動して車のエアコンの使用(本来はイレギュラー)も必要です
快適に車中泊(冬の対策やポイント)



冬期は床冷えもあり、車内温度は外気温よりやや高い程度ですが、夏期と違い防寒対策次第で過ごせる時期です
空気も澄み虫も少ない時期で、天気の良い日は絶好のアウトドア日和。僕は景色の良い場所で車の陽だまりでのゴロゴロ時間も大好きです(笑)
僕が行っている主な対策は次の通りです
【 冬場の寒さ対応 】
①朝日が早い時間から射す場所で、風が車体に
当たり難い場所に駐車
②車体下の風の通り抜けが少ない位置が望ましい
③断熱性のあるシェードやカーテンの使用
④気温に適した服装、マット・寝具の使用
⑤電気毛布・湯たんぽの使用
⑥FFヒーター等、設備の使用


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車体・下に風が当たりにくい向きに駐車


・カーテンの使用


シュラフ・毛布等の使用




(右)一酸化炭素チェッカー



僕は厳冬時の就寝は結露防止や燃料節約の為「FFヒーター」は余り使用せず、主に「モンベル バロウバッグ #0」を使用して就寝
化繊なので嵩張りますが羽毛よりリーズナブルで、車内温度が 0℃ぐらいまでならぐっすりです
寝袋は「マミー型」「封筒型」とあり、厳冬の車中泊向きは体の密着度の高い「マミー型」です。毛布よりコンパクトな収納性はありがたいです
「封筒型」はゆったりしていますが、密着度は低いので厳冬期以外の使用に適しています
只、嫁さんは「マミー型」は「窮屈でいやだ!」と言うので、この点は好みがありますね(笑)



春・秋の少し冷え込む時期は「SEATOSUMMIT THERMOLITE REACTOR」を補助的に使用。夏期はサマーシュラフに使用しています
<番外編>
「岩谷カセットガスファンヒーター風暖」は圧倒的な熱量や風量があります。
車中泊でくるま旅「カセットガスファンヒーター”風暖”」もご覧下さい



好みの問題もありますが、マットは夏場は「高反発マット」が涼しく、冬場は沈み込む「低反発マット」が暖かく感じます
「ふとんファクトリー」(香川県)では、布団やマット等、車のベッド寸法に合わせて作成してくれますよ



好みの問題もありますが、マットは夏場は「高反発マット」が涼しく、冬場は沈み込む「低反発マット」が暖かく感じます
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