「Wheeeels!」 旅する漫画家 シミ

「Wheeeels!」という漫画をご存じだろうか?

Wheeeels!(ウィーーーールズ!という漫画をご存じだろうか?

旅する漫画家 シミさんが描く「車中泊での旅」を題材にしたポップで優しいタッチのその漫画は、主人公の「里帆(リホ)」とキャンパーの「風太(フータ)」が ”ガス欠” をきっかけに知り合い、リホの軽バンをDIYで「キャンパー仕様」にしたり「くるま旅」だったり、登場人物との様々なシーンの繋がりの中で、リホの「人生観」「価値観」が徐々に変化していく。

ラブコメ的なストーリーではあるものの「リホ」や「フータ」の、人生へ望む価値観や様々な葛藤は形は違えど、思いが重なる人も多いのではないだろうか?

モバイルハウスで漫画やイラストを描きながら日本を旅している漫画家。作品『モバイルハウス制作日誌』『LIFE IS A JOURNEY』などをAmazon Kindleで発売中
Wheeeels!
Wheeeels!
Nomadなヤドカリ

イラスト等の使用に当たり「旅する漫画家 シミ」さんに快く、ご了承頂きました。ありがとうございました。

僕は今、キャンピングカーだけど、以前は「DIY」で車中泊仕様にした4駆で家族だったり、時には1人で「車中泊のくるま旅」や「キャンプ」「雪山車中泊」に行ったりしていた。そんな愛車での、車中泊やくるま旅の「高揚感」「わくわく感」「車中泊あるある」も「Wheeeels!」から伝わってくる構成になっている。

「Wheeeels! vol.3」では「フータ」が「僕が車暮らしを始めた理由」の「自分が誰の人生を生きているのかがだんだん分からなくなっていった」「自分の時間を取り戻すようにキャンプやサーフィンをしながら暮らす車の生活は・・・」は、部分的ではあるけど自分と重なるところもあった。

還暦を迎え、これからの10年をどう過ごしていくか?「家族」「仕事」「旅」などいくつかの「キーワード」で模索した時、答えのひとつは「もっと人生を楽しむ自分と家族でいたい」というシンプルな内容だった。

楽しみは人それぞれなのだが、僕の大きな原動力のひとつは「好奇心」だと思う。見たことの無い景色を見てみたい。知らない街を歩いてみたい。

「フォスター・ハンティントン」の「VAN LIFE YOUR HOME ON THE ROAD」も、そのベースのひとつだ。大自然を旅しながら暮らす、その数々の写真から容易に想像される「LIFEスタイル」は、とても自然で自由で、僕の思い描く「くるま旅」と重なる部分は大きい。

この漫画は「旅する漫画家 シミ」さんが自作した「モバイルハウス」で、日本各地を旅しながら車内で描いた作品だ。そして「Wheeeels!」という題名は、登場人物たちと車輪(Wheel)が回るように、次々と物語が繋がっていく意味だそうだ。

又「旅する漫画家 シミ」さんは日本だけでなく約3年間、世界66ヶ国を旅した「旅の出来事」をイラストや漫画、写真で紹介したり、何気ない日常の出来事や人間観察を題材にしたほのぼの系の作品も数多くあるので、是非見て頂きたい。

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