車中泊を快適に「車内で簡単調理!」
はじめに
くるま旅の食事は「自炊」「外食」「惣菜やお弁当」の購入などになりますが、それぞれに楽しみやメリット・デメリットがありますので、この点はどんな旅をしたいのか?「望む旅のスタイル」によりますね

僕はその地域の名物やソウルフードを頂く事も楽しみの一つですが、外食ばかりだと健康面が気になったり費用もかさむので、道の駅などで仕入れた新鮮な多くの野菜と共に、スーパーの惣菜や冷凍食品を少し追加して車内で簡単に調理をして、頂くことも多いです



このページでは、僕が車中で自炊に使用している「GEAR」を、ご紹介します
自炊(車内で調理)
僕が料理が余り得意でない事(笑)や、アウトドアや自然の中での時間を優先したいので、車内で自炊する際は「電子レンジ」「小型家電」で簡単な食事と、スーパーで購入したお惣菜と合わせて頂く事が多いです
旅先の「道の駅」や「市場」などで購入した新鮮野菜や食材を調理したり、旅先で美味しいと評判のお店のパンと珈琲、野菜を一緒に頂くことは大きな楽しみの一つです






電子レンジ以外の家電は、主に「Jackery1500」で動かしています
「ポータブルバッテリー」を使用する理由は、ソーラ発電が期待できない天候時や走行充電が余り出来ない時に、冷蔵庫稼働や電子レンジ稼働の為のサブバッテリーを温存するためです
これらの「小型調理家電」もサブバッテリー(100A×2)で稼働すると天候(ソーラ発電)にもよりますが、早い段階で電力不足となり、電圧降下の警告灯が点滅してしまいます


詳細はこちらのページをご覧下さい
3泊前後の車中泊や、使用する家電が多かったり、使用電力の大きなものを使用する場合「Jackery1500」以上あると安心です。中長期に渡る「くるま旅」を続ける場合には「ソーラパネル」があると、災害時の対応も含めて、尚、安心度は高まります
少し出力や容量が増える分、ややサイズは大きくなりますが「Jackery ポータブル電源 2000 New」は、従前の「三元式リン酸リチウムバッテリー」から「リン酸鉄リチウムバッテリー」への変更がなされ安全性が更に向上しています
充電時間も家庭用コンセントで「約2時間」と大幅に短縮され、充電サイクルも「500回~2000回」⇒「4000回以上」、そして「充電」と「給電」が同時に行える「パススルー機能」は、旅先での時間を効率的に節約できます
Jackeryでは、年に数度、最大約50%割引セールを実施するので、そのタイミングに合わせて購入するととてもお得です


車内での食事例






調理器具・・電子レンジ
詳細はこちらのページをご覧ください
調理器具・・炊飯器
SOUYI マルチ炊飯器




【寸 法】幅250×高さ153×奥行130㎜
【重 量】約1.3㎏
【定格消費電力】250W
※1回30分~40分使用すると「Jackery1500」で、約8~10%の電力を使用し、使用した電力はソーラパネル「SolarSaga100W×2」で、晴天時 約70分ぐらいで補充が可能です
【良い点】
①独立したお椀が2つあるので「お米」と同時に「汁物」「餃子や焼売などの蒸し物」「野菜や肉などの煮物」など、食材と水、調味料をセット後、約30分~40分で出来上がります
②お椀1つで0.5~1合。お椀2つで最大2合炊飯が可能(時々多めに炊飯しておむすびにして冷蔵庫へ・・)
③タイマーで炊飯予約・保温、炊飯後のオートOFF
【気になる点】
お椀が陶器の為、取り扱いに気を遣います
※破損時の別売り有り



僕は食事時間を逆算して走行中に炊飯する事も多いです。キャンプ場や海岸などの屋外でも良く使用したりしますね
玄米に塩昆布やシーチキン、切り干し大根、キムチ、ひじきなどをセット後、炊飯するとお手軽に出来上がります。お気に入りの一品です
調理器具・・ホットプレート
PRISMATE スリムホットプレート






「小型のホットプレート」です。少し多くの焼き物をしたい時に使用。プレートも「フラット」「たこやき」「グリル」の 3種類あるので使い分けています
【寸 法】幅402×高さ160×奥行134mm
【重 量】約1.5kg
【定格消費電力】AC100V、650W
※1回20分程度使用すると「Jackery1500」で、約8~10%の電力を使用し、使用した電力はソーラパネル「SolarSaga100W×2」で、晴天時 約70分ぐらいで補充が可能です
【良い点】
①テーブルの上でも省スペース
②プレートが3種類あるので、使い分けし易い
③平型プレートはやや深め「すき焼き」等も可
【気になる点】
・サーモスタットが早めに作動するので、再加熱まで少し待ち時間があります
調理器具・・ホットサンドメーカー
BRUNO ホットサンドメーカー






僕は朝食は殆ど「パン」なのと、コンパクトで使い易いので、一番出番が多い調理器具です
【寸 法】幅135×高さ96×奥行246mm
【重 量】約1.4kg(プレート含む)
【定格消費電力】AC100V、550W
※1回20分程度を使用すると「Jackery1500」で、約5%の電力を使用し、使用した電力はソーラパネル「SolarSaga100W×2」で、晴天時 約30分ぐらいで補充が可能です
【良い点】
①テーブルの上でも省スペース
②タイマーセットで焼き過ぎない(調整し易い)
③上下で同時に焼ける
④熱効率が良い?Pバッテリーが意外に減らない
⑤別売りの鯛焼きプレートは孫達に好評(笑)
【気になる点】
溝が少し深いので油汚れが少し落としにくい(フライパンシートを最近は敷いています)
調理器具・・エッグスチーマー
THANKO 高速エッグスチーマー




卵を購入時「ゆで卵」を作り冷蔵庫で保管する事も多いです。サラダに追加したり醬油のたまり漬けで頂くなど、お手軽な一品になります
卵とスチーム用の水をセット後、スイッチON、茹で加減は時間で調整します。やや半熟気味だとスイッチを入れて3個が約10分で完成です
※1回10分程度使用すると「Jackery1500」で、約2~3%の電力を使用し、使用した電力はソーラパネル「SolarSaga100W×2」で、晴天時 約15分ぐらいで補充が可能です
【寸 法】高さ136×幅195×奥行84mm
【重 量】約400g
【定格消費電力】210W
調理器具・・IHコンロ
IHクッキングヒーター






主にケトルや鍋の使用時は「IHクッキングヒーター」を使用します。キッチンタワーへ収まるサイズを購入したのでコンパクトです。琺瑯の光沢感が好きなので「ケトル」や「鍋」は「琺瑯製品」を使用しています
STAUBの鍋は少し高価ですが、密閉度が高くダッチオーブン同様に無水調理が可能です。時々、鶏足を野菜と調味料を一緒にして蒸し焼きで食べたりします
【寸 法】幅240×高さ54×奥行286㎜
【重 量】約1.7㎏
【定格消費電力】1,000W
【良い点】
①コンパクト・省スペース
②60℃、70℃、80℃、90℃、100℃で調節可能
③ガスコンロと違い、車内が暑くなりにくい
④一酸化炭素中毒の心配がない
【気になる点】
1,400Wのヒーターと比較すると火力が少し弱く調理時間がやや遅い。ガスコンロと比較すると少し時間はかかります
調理器具・・カセットコンロ
カセットフー”タフまるjr”






ポータブルバッテリー「Jackery1500」の電力残量が少ない時や、冬の車内の暖を兼ねてお湯を沸かす時や、屋外で調理をする時に補助的に使用しています
「カセットフー”タフまる”」も持っていますが「カセットフー”タフまるjr”」が、キッチンタワーにケース毎収まるので、こちらをメインで使用しています。車内使用時は短時間での使用を前提に「換気」をしながら「一酸化炭素チェッカー」を使用します
【良い点】
①比較的風に強く、少しの風なら衝立も必要無
②小さいながら「ダッチオーブン」や「スキレット」を載せても安定しています
【気になる点】
タフまるの最大発熱量 3.3kW(2,800kcal/h)に対し、最大発熱量 2.3kW(2,000kcal/h)で、熱量は約30%減少しますが、通常使いに不自由はありません。只、約60%とコンパクトなのでボンベの加熱爆発防止の為、大きな鍋や鉄板サイズに制限がある点でしょうか
時には車外で・・



僕はキャンプも好きなので、焚火の時は「ダッチオーブン」や「スキレット」も小型家電と一緒に使用しています
まとめ
食事は「外食」「自炊」に関わらず、大きな楽しみの一つですね。素敵な景色を車窓から眺め、時には気持ち良い季節の車外での食事や珈琲は至福の時間です
只、限られたスペースの車内での自炊は制約も多く、少し工夫したり、便利なGEAR(調理器具)を使用する事で随分、簡単に時短調理ができると思います
炭火やカセットガスなど、それぞれに良さがありますが、日々車内で使用するには、僕は小型家電の調理器具がとても便利だと感じています
小型家電とポータブルバッテリー、ソーラパネルと組み合わせる事で利便性だけでなく、炭火の後片付けや空カセットガスを減らしたり、環境負荷の少ない「くるま旅」にも繋がると思います
コメント