今日未明から天気が崩れそうだ。残念だが景色を楽しめそうにはないので、久しぶりに境港方面へ向かうこととしよう。
三朝温泉からの境港へ移動途中、北栄町で少し寄り道。ここ「北栄町」は「名探偵コナン」の作者「青山剛昌」さんの出身地だ。駅周辺にもフィギアが数多くの立ち並び、ファンが立ち寄る「聖地」「観光名所」となっている。
その後、琴浦町の道の駅「ポート赤崎」へ立ち寄る。ポート赤崎には、同じ敷地内に「日韓友好資料館」「日韓交流公園 風の丘」がある広い道の駅だ。史料館の方へ「韓国の都市と姉妹提携か何かしているのですか？」と聞くとそうではないようだ。
その昔、江戸時代に漂流した韓国の船が琴浦町に流れ着き、鳥取藩が手厚く保護し長崎まで送り届けたことがきっかけで、つくられたそう。韓国の文化や歴史に関する展示物や説明を楽しむことができる施設となっている。少しの間、見学させて頂いた。
トルハルバン「石製の爺さん」を意味するそう
敷地内には、そのほか海産物や農畜産物直売所、牛筋牛骨ラーメン、海鮮食事処、コンビニと充実しているので、食事や買い出しも容易だ。子供が楽しめる大型の遊具も設置されている。早速、直売所で不足していた野菜を仕入れることにしよう。
車内で珈琲を飲みながら、撮りためた画像の整理や映像の編集を行う。途中、腰が痛くなったり、飽きてくると、道の駅の看板に表示された近くの名所まで移動。
蟹も売ってました
お客は多かったので人気店ですね
それにしても近隣の「神崎神社」の木彫りの龍や各彫り物は見事だった。神社を訪ねた時に、たまたま地域の詳しい方がこられ、他の参拝者と一緒に、約20分程度、詳細に説明をして頂いた（ありがとうございます）
通称「荒神さん」と地域の人に親しまれ、鳥取県保護文化財第一号（本殿建物）、同第二号（本殿及び拝殿の扉・向拝の彫刻）とのこと。
スケールが大きいので、拝殿の龍に目が行くが、そのほか数々の彫刻も見事だった。鳥取の昔話で有名な因幡の白ウサギも彫られている。日光東照宮に関わった「左甚五郎」の弟子が彫刻に関わったので、彫刻に似た点もあるという。
「神崎神社」の眼下の海に突き出した防波堤には「波しぶき三度笠」と呼ばれる3体の石像。そう言われると三度笠に見えなくもないが、なんとなく不思議な感じの場所だ。
ぐずついた天候の中、道の駅「ポート赤崎」を拠点に近隣を観光したり、ＰＣ作業したりで停滞し、ご飯は時折、道の駅に隣接した海鮮食事処でお魚定食、道の駅内のお店、お勧めの牛筋牛骨ラーメンを頂いた。
さあ、そろそろ境港方面に移動することとしよう。
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