日本一周くるま旅 再開 福井県~新潟編
はじめに
2023年度から「日本一周くるま旅」を何回かに分けて行っているが、今回は「本州~北海道」を、ぐるりと一回りする事とした。
2016年に全都道府県巡りはしたものの、まだまだ見たい場所や見残した場所、もう一度見たい場所が沢山あるので、少し飛ばす箇所はあるものの、今回は北海道をメインにした 約3ヶ月~4ヶ月の「くるま旅」を計画だ。
2023年に旅をした「四国一周」はお遍路編として掲載済。「九州一周」は、まだ作成途中だが、とりあえず今回の旅の様子を順次掲載していきたい。
福井県~新潟県へ
6月28日夕方に福井県「道の駅 若狭美浜 はまびより」に到着した。2023年5月に北陸や信州をぐるりと一回りした際、立ち寄ることはなかった道の駅だ。
残念ながら閉店時間で、店内や商品を見ることは出来なかった。ここで一晩車中泊をさせて頂いたが、比較的新しく綺麗な、傾斜も少なく、快適な道の駅だった。
新潟県 親不知ピアパーク海岸
北海道に向け、北上していく途中、道の駅「親不知ピアパーク」に立ち寄り車中泊、ここは翡翠の取れる浜として有名だそうだ。朝早くから、穴の開いた柄杓を片手に多くの方が浜辺を歩いている。聞くと遠くは東京や神奈川からも定期的に来るという。
私もその方たちから翡翠の特徴を聞き探してみるが、よくわからない。慣れた方でも拾った石のうち、翡翠の確立は1割にも全然満たないとのこと。そりゃそうだろう。価値を考えるとそんなに簡単に見つかる訳がない。
ちなみに「親不知」の名前の由来は、断崖と荒波が旅人の行く手を阻むほどの難所で、波のタイミングを見計らい走り抜ける際に、親は子を忘れ、子は親を顧みる余裕がなかったことから「親不知」「子知らず」と呼ばれるようになったそう。断崖が多い場所に設置する必要があった為か、隣接した高速道路は全国初の海上ICとなっている。
新潟県 フォッサマグナミュージアム
その後、以前から来てみたかった「フォッサマグナミュージアム」を訪問。
映像ビデオでは、フォッサマグナの成り立ちがとても分かり易く説明され、構造線による関東の地盤の弱さなども良く理解する事が出来た。
巨大な翡翠原石や世界各地の鉱石の展示は圧巻の規模だ。翡翠が誕生し、糸魚川下流へ辿り着く理由も良く理解できた。
新潟県 越後一宮 彌彦神社
彌彦神社は、新潟県弥彦村にあり、創建後、2,400年以上経つ、歴史ある神社で、新潟県の強力なパワースポットとして知られ、御祭神は、天香山命(あめのかごやまのみこと)「商売繁盛」「仕事運アップ」「縁結び」「恋愛成就」に、ご利益があると言われている。
出雲大社編で掲載させて頂いたが、訪ねてみたかった一つに、参拝の作法がやや違い、通常の神社が「二礼二拍手一礼」に対し「二礼四拍手一礼」となる。出雲大社(島根県)や宇佐神宮(大分県)、弥彦神社(新潟県)は「二礼四拍手一礼」だそうだ。
四拍手する意味合いは「四季、春夏秋冬」天災に見舞われることなく、実りと繁栄を祈願するもの「四方、東西南北」四方八方を守護する神々に経緯を示すものだとか。
まとめ
フォッサマグナミュージアムは、数多くの鉱石や化石の展示など、圧巻の規模で、地球の成り立ちや鉱物が好きな人はとても楽しめる施設だ。またフォッサマグナをよく知る事で、地震の影響を受けやすい地域など理解が深まり、防災にも役立つのではないだろうか。
「越後一宮 彌彦神社」は、広い境内は巨木と凛とした空気に包まれ、新潟随一とされる「パワースポット」を感じる雰囲気の神社だ。神社の門前町の街並みも良い雰囲気に溢れているので、こちらも是非合わせて散策したい。
さあ、明日はいよいよ山形県だ。
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