車中泊でくるま旅 「日本一危険な参拝 「投入堂」に行ってみた!」

子どもの頃、教科書にも載っていた 鳥取県三朝町「投入堂」中々、行く機会が無かったが、ようやく、今回行くことが出来た。

「投入堂(なげいれどう)」の正式名称は「三徳山三佛寺」といい、現在の建物は平安後期まで遡り「投入堂」の名称は、役行者が三徳山を訪れた際に、その山の麓でお堂をつくり、神通力で小さくして大きな掛け声と共に断崖絶壁の岩窟にお堂を投げ入れた」伝説によるものだそう。

標高900メートルの三徳山の断崖絶壁の岩窟に建っている。

遥拝所から「投入堂」を望む
拡大してご覧ください

そんな「投入堂」だが、日本一険しく厳しい「参道」と言われ、過去には「死亡事故」「重傷事故」も多数起きているのだとか。

その為、本堂より先の「投入堂」に向かう場合、必ず2人以上(単独参拝禁止)、滑りにくい靴底かどうかのチェックもあり、平底の運動靴だと入山禁止、または受付で販売している「わらじ」を購入(¥900)しての参拝となります。岩場を掴んだり鎖を掴んだりと手袋もあった方が良さそうです。

私は1人でしたが、運よく大阪から来た男性3人組の方に同行させて頂くことが出来た。

参拝料金は「本堂」¥400 本堂を過ぎて「投入堂」までだと、追加¥800。参拝の証である「六根清浄」の輪袈裟を首にかけ出発!

途中、実際に「わらじ」を履いている人がいたので聞いてみると「滑らないけど足裏が小石等で痛い」とのこと。

私は先日、大山に登山したので登山靴を持ってきていましたが、岩場も多くの人の靴で磨きこまれて、つるつるな箇所も多く、確かに雨の日や雨上がりの翌日は、よく滑り危険なことは容易に想像できる。

途中の「文殊堂」「地蔵堂」も断崖の上に立っているが、縁側は柵もなく、おまけに雨を下に流し易くすためか?谷底に傾いていて恐怖心をあおります。実際に滑ってここから落ちた方もいるのだそう(怖)

片道、約40分、木の根っこを掴みながら、時には鎖場と、中々険しい道のりですが、その先には素晴らしい景色が待っていました。往復1時間半の価値はありました。「投入堂」ここはお勧めです!

本堂
投入堂
🎥 参拝の様子
三徳山三佛寺投入堂 ご朱印(左)

参拝を終え、駐車場に戻り、車内でスパゲッテイを湯がき、少し遅めの昼食をとりながら一休憩。天気も良く車内通り抜ける風が気持ち良い季節ですね。

駐車場も広く、トイレも清潔なので、前泊して朝8時の開門と同時の山歩きも良さそうです。

尚、雨や雪の日は滑る為、参拝禁止、事前に参拝可能か?電話で確認の上、くれぐれも足元はグリップの良いものをご用意ください。


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