大谷翔平さんの兜を見に行ってみた!
甲冑工房丸武 (鹿児島県)
米大リーグ・ドジャースの「大谷翔平さん」の活躍が止まらない。僕は余り野球は見ないのだが、世界の大舞台で活躍し、世界の多くの人から支持されている姿を見ていると、同じ日本人として、とても誇らしく感じる。嬉しいかぎりだ。
昨年、九州を全車中泊で一周した時の話になるのだが、「大谷翔平さん」がエンゼルス在籍時に被っていた「兜」を「甲冑工房丸武(鹿児島県薩摩川内市)」が、制作したことを知り立ち寄ってみた。
「甲冑工房丸武」は、海にほど近い広大な敷地の中にあり、入場は無料、お城などの建物や庭園など、武士がいた時代をイメージさせる造りだ。職人が作業する工房も見学する事が出来、展示館での数々の甲冑が圧巻だ。撮影も問題ないとの事で写真や映像を撮らせて頂く。
展示館には名だたる戦国武将の甲冑が展示され、細部まで丁寧に装飾された甲冑は伝統工芸品で芸術品のようでもある。甲冑には戦国武将の名前や簡単な注釈が添えられ、歴史好きな人にとってはたまらない空間だ。
大谷翔平さんの兜
そんな甲冑の奥の展示コーナーに「大谷翔平さん」が被る同じ兜が、新聞記事と一緒に置かれてあった。ホームランを打った際に兜を被るパフォーマンスは、大谷選手の発案で導入されたのだとか。前立ては金色の獅子で、重さは約2キロあるそうだ。
その奥に進むと、映画や時代劇で使用された甲冑や小道具が多く展示されたコーナーになる。ここで制作された甲冑や小道具は、多くの映画やドラマの衣装として活用され、国内シェア(市場占有率)は8割以上だそうだ。
「甲冑工房丸武」を、ゆっくり見学させて頂いた後、近くにある「川内原子力発電所展示館」に立ち寄った。眼下には「東シナ海」が広がり、夕日の美しい海をしばらく見た後、薩摩川内市を後にした。
まとめ
「甲冑工房丸武」は、大谷翔平さんの兜だけでなく、歴史や映画・時代劇が好きな人はもちろん、以外の人でも十分楽しむ事が出来る。施設内にある売店には、衣装や関連する小物、お菓子、玩具などの土産物も置かれ、こちらも見ているだけで楽しい。
この職人が制作した繊細な伝統工芸品は、是非多くの方に見て頂きたいと思うほど、見応え十分なお薦めな施設だ。
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