車中泊でくるま旅 「聖湖キャンプ場」「深入山トレッキング」

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車中泊でくるま旅

聖湖キャンプ場

雲月山」から、今日の宿泊予定地「聖湖キャンプ場」へ向かう。「聖湖キャンプ場」は「聖湖」に隣接した、とても開放感のあるフリーサイトや、木々に囲まれたフリーサイトが広大な敷地内に点在していて、しかもこれで「無料?」と恐縮してしまうぐらい整備されている県営のキャンプ場だ。

「聖湖キャンプ場」に向かう途中、牛が放牧されていたので少し近づいてみる。興味があるのか?直ぐに2頭が近寄ってきた。高原らしい風景だ。

そこから少し車を走らせると「湧き水」の看板を見つけたので、いつも通りペットボトルに補充。飲んでみると硬水・軟水の中間ぐらいだろうか。

僕は軟水が好きなのだが、これはこれで冷たくて美味しい。この水で珈琲を頂き、ご飯を炊くことにしよう。お米を湧き水で炊くと、美味しかったり、そうでもなかったりと相性があるので、こんなことも「くるま旅」の楽しみのひとつだ。

放牧された近づいてきた
「湧き水」を頂く
「聖湖キャンプ場」へ到着

少し食材を買い足して、17時頃「聖湖キャンプ場」へ到着。これでここへ来るのは2度目だ。

夕暮れのキャンプ場をぐるりと散策した後に、晩ご飯の支度を始める。只、支度と言っても簡単なものばかりだ。

炊飯器のお椀のひとつに「お米」「シーチキン(レトルトパック)」「塩昆布」もうひとつのお椀に豚汁をセット、簡単にパスタを湯がき、後はサラダにしよう。

車内の「ポータブルバッテリー Jackery1500」と「SOUYI マルチ炊飯器」を、延長コードで接続し、タイマーを40分にセット。後は待つだけ。これだけで、ほくほくの晩ご飯が用意できる。消費電力はこの組合せで 約10%ほど。本当にお手軽だ。

夕闇の静けさとランタンの明かりの中、ゆったりと晩御飯を頂く。このサイトには、3名のキャンパーが焚火しながらくつろいでいる。焚火が揺れる明かりや、はじける音も心地よい。空を見上げると星空が広がっている。明日も天気は良さそうだ。

晩ご飯をセット
炊飯中
ランタンの明かりの中、晩ご飯を頂く

翌朝、目を覚まし、まずは周辺を散策。新緑の木立の中、鳥たちの声も心地よい。

僕は余り鳥に詳しくないが、鳥たちのことをよく知ると、もっと楽しみ方が広がるかもしれないし、孫たちとバードウオッチングなど、楽しめるかもしれないな?そんなことも思いながら朝の時間を楽しんだ。

朝の車窓
木立の中を歩く
木立の中を歩く
「ひつじ雲?」
木陰で時々パソコン(笑)

散策後は「ポータブルスピーカー」と「スマホ」を、Bluetoothで接続、音楽を聴きながら、朝食を準備し頂く。

僕はよく「小野リサ」を聞きながら過ごすことが多い。ボサノバで少し物憂げな声を聴いていると、とてもリラックスした気持ちになる。そして目の前は解放感ある芝生と新緑の木々に鳥たちの声も響き、贅沢な時間が過ぎていく。

朝食を頂く
とても解放感ある芝生のフリーサイト
木々に囲まれたフリーサイト

朝食を終え、炊事棟で食器類をしっかりと洗って天日干し「あーすっきり!」やはり車内のシンクで水を節約しながら洗ったり、キッチンペーパーで拭き取るより、しっかり洗えるので気持ちが良い。

家では気にもせず使っている「電気」や「水」だが「くるま旅」に出かける度「ありがたみ」を感じる事は多い。

僕は中長期の「くるま旅」では、時々「キャンプ場」も利用させて頂く。その際には購入した一番嵩張る惣菜のプラ容器なども、洗って天日で乾燥させ、スーパーに寄った際に「リサイクルBOX」へ入れさせて頂くこともある。

中長期の「くるま旅」では「ごみ」の対応も重要だ。この点は別途、紹介させて頂くことにしよう。

トイレ
炊事棟
食器類を洗って天日干し

深入山

天候も良いので、ここから車で約20分の場所にある「深入山」にトレッキングしに行くことにした。

「深入山」
「深入山」南登山口よりスタート
「オオイワカガミ」

「深入山」も「雲月山」と同じように「牧歌的」な草原の山だ。昔より放牧の為に山焼きを行い、生態系保全の為に、今でも山焼きは続いているそうだ。

山頂(1,152ⅿ)までは、約1時間のトレッキング。山頂からは日本海も見えるとの事だが、今日は霞んで見えなかった。

なだらかな草原の山が広がる
山向こうに「恐羅漢山」を望む
「深入山 山頂 1,152m」
「レンゲツツジ」にとまる蝶の名前は?
🎥「深入山」

「深入山」の麓の湿地帯には季節的に「キショウブ」「アヤメ」が咲いていて美しい。トレッキングを終え、再び「聖湖キャンプ場」へ戻ってきた。今日もここに、お世話になる事にしよう。

「キショウブ」
「アヤメ」
「聖湖キャンプ場」

まとめ

聖湖キャンプ場」は、僕の「お気に入りのキャンプ場」のひとつだ。開放感あるフリーサイトや、木々に囲まれたフリーサイトが広大な敷地内に点在し、しかも「無料」と申し訳ないぐらい整備されている。夏場は標高も高いことから、涼しく、星空も美しく、日中は鳥たちが楽しそうにさえずっている。近隣には「臥竜山」「恐羅漢山」「深入山」など、散策に良い山々もあるので、ここを拠点にするのも良い。

芝生の上でテントも気持ち良いものだが、テントにつく夜露や撤収の事を考えると、キャンプ場で気持ち良く過ごし、寝る時だけ車中という選択肢は十分ありだと思う。

「深入山」は、なだらかな子供とも一緒に楽しめる草原の山だ。山頂からは360度の視界があり、遠く日本海や広島県最高峰の「恐羅漢山」も見ることができる。何より「牧歌的」な景色と風はこのうえなく気持ちよい。

車中泊で「くるま旅」は、行程を変更し易いので、天気の良い日を選んで自然の中を散策できること。ベストな良い景色を存分に楽しみやすい点は大きな魅力のひとつだ。

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